Mementoというサービスを使用して適当なフィギュアから簡易的に3Dモデル化してみました。
WebPlayer版
Unity Web Player | Figure
Memento
少し前ですがMementoというサービスがベータ版で公開されたので少し試してみました。
Autodesk Memento
簡単に言うと複数の角度から写真を撮影し、アップロードするといい感じに3D化してくれるサービスです。www.youtube.com
(PVかっこいい)
と、いってもいい被写体がなかったので近くにあったフィギュアで試してみました。
撮影
本当は写真撮影をするのですが面倒だったのでiPhoneで動画撮影しました。
こんなかんじでぐるぐると回りながら3分ぐらい撮影
GOMPlayerに動画から等間隔で画像出力する機能があるので1秒毎に出力し、200枚ぐらいの画像が出来上がります。
(やはり元は動画なので結構ぶれぶれのフレームが出ますがとりあえず放置しました。本当は丁寧に撮影したほうが最終出力が綺麗になると思います。)
作成
Mementoを起動しCreateからPhotosを選択し、先ほど作成した画像を全選択し、アップロード。
アップロード後、処理待ちに入りしばらくするとダウンロードが可能になっています。(キュー待ちと処理合わせてだいたい2時間ぐらいかかった気がします。)
完了するとここにダウンロードボタンが出てくるのでクリックして任意の場所に保存します。
一部背景もモデル化されてしまっているので領域選択で削除し、フィギュアの部分だけ残します。
適当に動画撮影したにしてはそこそこの再現度ではないでしょうか?
Exportは以下の画像のような設定にしました。(6万ポリゴンぐらいないと見た目が変わってしまうのでこの辺りの設定にしています)
ですが、自分のPC(Windows8.1)では何故かテクスチャが出力されなかったので、Windows7のPCで試してみたところobjファイルであれば出力出来ました。(FBXはどちらとも不可)
この辺りはベータ版だからでしょうか…調べても全然出てきません。
出力するとこんなかんじのテクスチャがobjファイルと一緒に出てきます。
Unityにインポート
特に問題なく入れることが可能です。
ImageEffectやらでそれっぽく見た目を整えて完成です
物理シェーダだと気持ち悪い感じになるのでToon/Litを指定しています。
まとめ
動画からフレーム抽出すると楽ですがかなりブレが出るので細かいパーツのある被写体はやめたほうが良さそうです。
ここで載せた以外でも試したのですが、やはり特徴点から割り出している(?)こともあり周りの背景も大事な印象でした。
(背景が黒っぽいとモデルが破綻している部分が出て綺麗に認識してくれない)